心の病気にかかる子どもたち
著者
水野 雅文 著
価格(税込)
定価:1430円(税込)
書籍情報
発売日:2022年1月20日
四六判並製 128ページ
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商品コメント
2022年度から高校の保健体育の教科書に精神疾患が盛り込まれる。うつ病、統合失調症、不安症といった精神疾患は、若い年代で発症し、不登校や自殺の原因にもなっている。その予防と回復について精神科医がわかりやすく解説する一冊。
死者と霊性の哲学
著者
末木 文美士 著
価格(税込)
定価:979円(税込)
書籍情報
発売日:2022年1月13日
新書判並製 328ページ 新書848
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商品コメント
「近代の終焉」後、長く混迷の時代が続いている。従来の思想史や哲学史では見逃されてきた「死者」と「霊性」という問題こそ、日本の思想で重要な役割を果たしている。19世紀以来展開された神智学の系譜にさかのぼり、仏教学の第一人者が「希望の原理」を探る。
終わりと始まり 2.0
著者
池澤 夏樹 著
価格(税込)
定価:1045円(税込)
書籍情報
発売日:2022年1月7日
A6判並製 320ページ
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商品コメント
文学と科学とジャーナリストの眼をもち移動する文化人は、被災地、沖縄、熊本、水俣、ベルリン、ギリシャへと足を運ぶ。苦境の人びとの話に耳を傾け続け、日本の危機、戦争のできる国への変貌を憂える。
「日本文学全集」の個人編集で評判の著者による、コロナ禍の今も読みごたえのある、朝日新聞好評連載の名コラム文庫化第2弾。解説・中島岳志。
かたや小説家として『古事記』の現代語訳にとりくみ、心は古代日本へとぶ。正倉院の御物、高千穂の夜神楽、伊勢神宮へ。映画では有名ラッパーの「アート・オブ・ラップ」の意外な面白さ、トルコの「雪の轍」とウクライナの「ザ・トライブ」から言葉と身振りに注目し、妥協のない検証の姿勢をみる。鶴見俊輔の融通無碍な思考法、ピカソの「フランコの夢と嘘」から政治の国をまとめる詐術、与那国島からの本ではウマとヒトとの仲……縦横無尽な知性がとらえる繰り返し読んでも発見のある59の名コラム。
「目次」より
- 憲法をどう論じようか
- 第一次世界大戦の教訓
- 災害体験という資産
- 弱者の傍らに身を置く
- 隣人と認め合う努力
- 死にかけの三権分立
- 東電の責任と倫理観
- 難民問題を考える
- トランプ大統領と「事実」
- ビッグデータとAI
- それでも、愚直に選ぶ
「あとがき」より
一か月を単位として現代史を追ってきた。
明るい話題は少なかった。なんと言ってもこの間の安倍政権というのがひどかった。日本という立憲民主国の品位をとことんまで落とした。更にアメリカには安倍を派手に、大袈裟に、「まさか嘘(うそ)でしょう」級のパロディーにまで拡大したトランプ大統領が登場した。冗談の域を超えた冗談で、しかしこれが現実。そういう五年間だった。それを嘆いても、レトリックを駆使して彼らを揶揄(やゆ)しても、選挙の結果が変わるわけではない。どこまで行ってもぼくたちには言葉しかない。(略)
日本についてこうして行きつ戻りつの思考を重ねる。それがこの時代と歩調を合わせて生きるということなのだろう。大義名分を立てて、それに沿って思いを立てるだけなら楽なのだが。
ピーク
著者
堂場 瞬一 著
価格(税込)
定価:902円(税込)
書籍情報
発売日:2022年1月7日
A6判並製 472ページ
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商品コメント
永尾賢治は40歳、大手新聞社の遊軍記者だ。新米記者の1年目に、野球賭博で“世紀のスクープ”を放ち将来を嘱望されたが、見えないプレッシャーに負け、「一発屋」と笑われる日々を送る。そんな時、自分の記事がきっかけで永久追放された伝説のエースと再会。彼は殺人事件の被告として法廷に立っていた。永尾は冤罪を疑い、取材を開始する。若かりし頃に、人生のピークを迎えてしまった男たちの人生が再び交錯する、熱くて切ないドラマ。
宇宙は数式でできている
著者
須藤 靖 著
価格(税込)
定価:869円(税込)
書籍情報
発売日:2022年1月13日
新書判並製 232ページ 新書849
※新聞配布エリア配達無料
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商品コメント
なぜ宇宙は、人間たちが作った理論(数式)にこれほど従っているのか? ブラックホールから重力波まで「さすがに実在しないだろう」と思われたものが、技術の発展によって続々と明らかにされている。神が仕組んだとしか思えない驚きの宇宙の姿とは。